大会について
大会エンブレム・大会スローガン
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の大会エンブレムと大会スローガンをご紹介します。
大会エンブレム
制作趣旨
スポーツのもつ躍動感を自由な曲線で描いています。さん然と輝く太陽(OCAシンボル)と、紫・金・緑で作り出される中央の直線は、人々が「ひとつ」に集い、未来へ向かう様を表しています。
愛知・名古屋らしく、愛知県の花「カキツバタ」の紫と、「名古屋城」の「しゃちほこ」の金、そして、愛知万博、COP10、ESDユネスコ世界会議を通じて培われた環境への想いを表す緑で彩っています。
また、紫と中央の直線は「アジア(Asia)」と「愛知(Aichi)」のAを、紫と金は「名古屋(Nagoya)」のNをかたどっています。
大会エンブレム制作者
宮下 浩(みやした ひろし)
<プロフィール>
愛知県岡崎市出身
愛知県立芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了
愛知産業大学造形学部デザイン学科准教授、グラフィックデザイナー
<受賞歴>
世界ポスタートリエンナーレトヤマ'97/'09入選
おいしい東北パッケージデザイン展2017審査委員賞(福島治賞) 等
大会エンブレム制作者 宮下浩さんからのコメント
デザインやモノづくりにおいては、常に普遍性というものを意識し、人の記憶に留まるようシンプルで力強い形作りや色遣いを心掛けています。選手やサポーターの方々一人ひとりの力が生かされ、かつ、このエンブレムが大会成功の一助となればと思っております。また、開催時2026年においても、輝いている存在であることを望んでおります。
大会エンブレム募集から選定までの過程
大会エンブレムは、2019年度に実施した一般公募により、全国からご応募いただいた884点の中から選ばれました。
大会スローガン
制作趣旨
スポーツには、言語や文化、国境を越えて、人々を結びつける力があります。愛知・名古屋2026大会では、スポーツが持つこの力を活かし、さらには、多様性が進む社会に生きる私たちひとりひとりが、それぞれの「ONE ASIA」を想像(IMAGINE)することで、絆を深め、未来へ向かって進んでいけるようにとの願いを込めたものです。また、選手、ボランティア、観客など大会に関わる人々が、様々な時間や空間、体験や感動を共有し、ひとつになっていこうという思いも込めました。
大会スローガン制作者
坂本 和加(さかもと わか)
<プロフィール>
コピーライター/合同会社コトリ社代表。
主な作品に、「行くぜ、東北。(東日本旅客鉄道株式会社)や「カラダに、ピース。カルピス」(カルピス株式会社)、電子マネー「WAON(ネーミング)」(イオンリテール株式会社)など、多数の企業のキャッチコピーやスローガン、ネーミングを手がけている。
スローガン制作者 坂本和加さんからのコメント
モノもコトもどんどん多様化する、複雑な時代に生きている私たちが「しぜんと、ひとつになる」。スポーツの、その不思議な力を借りて、ひとりひとりがワンアジアをイメージできるように。言葉や人種にとらわれない大きな概念が言葉の翼をもつように願いを込めました。