2020年04月03日
杭州2022アジア競技大会マスコット決定!
お知らせ
『江南忆』は杭州から世界への2022年招待状
愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会では、2022年にアジア競技大会を開催する、中国・杭州市の杭州アジア競技大会
組織委員会との間で、共同でのPRによるアジア競技大会の盛り上げなどの連携を行っています。
このたび、杭州アジア競技大会組織委員会より大会マスコット発表に関するニュースが届きましたのでご紹介します。
2020年4月3日、杭州アジア競技大会組織委員会は2022年に開催する第19回アジア競技大会の公式マスコット
「スマートバディの『江南忆(ジャンナンイー)』」をインターネット上で発表しました。
杭州アジア競技大会組織委員会の副委員長兼浙江省委員会の常務委員兼杭州市委員会書記の周江勇氏と同組織委員会
副委員長兼浙江省副省長の成岳沖氏が共に、オンラインで仮想センター装置を起動すると、動画が再生され、杭州アジア
競技大会のマスコット「スマートバディの『江南忆』」の3キャラクター、「琮琮(ツォンツォン)」、「蓮蓮(リェン
リェン)」、「宸宸(チェンチェン)」が登場しました。
『江南忆』は唐代の詩人、白居易の名句「江南憶、最憶是杭州(江南を偲んでいるが、杭州が一番懐かしい)」から
つけられており、意義が深く、時代の活力にも満ちていまする。また、杭州の歴史、人的・文化、自然生態とイノベー
ションが1つに融け合う背景があります。
「琮琮(ツォンツォン)」は、良渚古城遺跡(※杭州市内にある世界遺産)で出土した代表的な文化財の玉琮から名付けられています。その身体は大地、豊作を象徴する黄色をメインの色調とし、頭部の模様は良渚文化のシンボルの「饕餮紋」をモチーフに、「困難に怯えず、自分を超える」という意義が込められています。
「蓮蓮(リェンリェン)」は、西湖にある天に続くほどの蒼い蓮の葉から名付けられています。その身体は爽やかな自然の緑色を頭頂部には西湖(※杭州市内にある世界遺産)に浮かぶ三潭印月やインターネットアイコンで装飾し、鮮明に描き出しています。
「宸宸(チェンチェン)」は、京杭大運河(※杭州市内にある世界遺産)の杭州区間にある代表的な建築物の拱宸橋から名付けられ、身体はテクノロジーブルーを主な色調とし、世界的にも滅多にない銭江潮をモチーフとしています。前額部にも拱宸橋が描かれており、人々に想像を無限に膨らませます。
第19回アジア競技大会は、2022年9月10日から25日まで、中国・浙江省の杭州市ほかで開催される予定です。
2019年12月には、大会スローガン「Heart to Heart, @Future(心心相融,@未来)。」を発表したところでした。