2024年08月01日
【マスコットインタビュー】カワイイというよりスポーティ スポーツ界の記憶に残るキャラに(第20回アジア競技大会マスコット選定委員 栗原 三佳さん)
第20回アジア競技大会のマスコット選定委員として、「ホノホン(HONOHON)」のデザイン決定と命名に深く関わってくれたのは、元バスケットボール選手の栗原三佳さん(35)です。
7月14日のマスコットデビューイベントでは、ホノホンとともに登壇。
「炎の語源とされる“火の穂”=ほのほ」が命名の由来であることを紹介しました。
「2026年の本番までにアジア大会の全種目を覚えることが目標」というホノホンに、得意のシュートのコツをやさしく教える一幕も。さっそく、会場となったKITTE名古屋で、ホノホンの印象や、今後の活躍への期待を聞きました。
取材・構成は、中野祐紀が担当しました。
7月14日のマスコットデビューイベントでは、ホノホンとともに登壇。
「炎の語源とされる“火の穂”=ほのほ」が命名の由来であることを紹介しました。
「2026年の本番までにアジア大会の全種目を覚えることが目標」というホノホンに、得意のシュートのコツをやさしく教える一幕も。さっそく、会場となったKITTE名古屋で、ホノホンの印象や、今後の活躍への期待を聞きました。
■カワイイというよりスポーティ
―デビューを飾ったホノホンの印象を教えてください。
スポーティでスタイリッシュですよね、カワイイというより。
いろいろなイベントやオリンピック、アジア大会などのスポーツ大会でも、カワイイマスコットが主流というか、多いので、ホノホンは一味違った目立ち方ができると思います。
身軽に動ける体型なので、アニメやイラストでも着ぐるみでも多彩な表現ができるはず。アジア競技大会で実施する全41競技に格好よくチャレンジしてもらいたいです。
―これまでのスポーツ大会で、思い出に残っているキャラクターはいますか。
私が出場した2016年リオデジャネイロオリンピックのサルみたいなキャラクター「ビニシウス」です。甥っ子に帽子を買って行ったら大喜びで。かわいいなぁと思って、ぬいぐるみとか、エコバッグとかもいっぱい買って帰って、友達にもあげました。
―アスリートの皆さんも大会に行けば、しっかり買い物をしますよね。
リオデジャネイロオリンピックは開催地がブラジルだったので、(治安の心配もあって)自由に買い物に行けませんでした。選手村の中のオフィシャルショップで、応援してくれた方々へのお土産をいっぱい買って、キャリーバックいっぱいいっぱいに詰めて帰りました。
今回のパリオリンピックのキャラクター「フリージュ」もかわいいので、人気が出そうだなと思っています。私は行けないので、誰かに買って来てもらいたいと思います(笑)
―デビューを飾ったホノホンの印象を教えてください。
スポーティでスタイリッシュですよね、カワイイというより。
いろいろなイベントやオリンピック、アジア大会などのスポーツ大会でも、カワイイマスコットが主流というか、多いので、ホノホンは一味違った目立ち方ができると思います。
身軽に動ける体型なので、アニメやイラストでも着ぐるみでも多彩な表現ができるはず。アジア競技大会で実施する全41競技に格好よくチャレンジしてもらいたいです。
―これまでのスポーツ大会で、思い出に残っているキャラクターはいますか。
私が出場した2016年リオデジャネイロオリンピックのサルみたいなキャラクター「ビニシウス」です。甥っ子に帽子を買って行ったら大喜びで。かわいいなぁと思って、ぬいぐるみとか、エコバッグとかもいっぱい買って帰って、友達にもあげました。
―アスリートの皆さんも大会に行けば、しっかり買い物をしますよね。
リオデジャネイロオリンピックは開催地がブラジルだったので、(治安の心配もあって)自由に買い物に行けませんでした。選手村の中のオフィシャルショップで、応援してくれた方々へのお土産をいっぱい買って、キャリーバックいっぱいいっぱいに詰めて帰りました。
今回のパリオリンピックのキャラクター「フリージュ」もかわいいので、人気が出そうだなと思っています。私は行けないので、誰かに買って来てもらいたいと思います(笑)
■スポーツ界の記憶に残るキャラに
―今後のホノホンに、どんな活躍を期待されますか。
やっぱり格好いいので、男の子にも人気が出ると思います。どんなことができるかまだ分からないですけど、「戦隊モノ」みたいなものにできたら、なかなか新しいかな、と。アニメとコラボする宣伝もできるキャラクターになっていると思うので。
かわいらしさだけでなくて、スポーティさを前面に押し出していけば、全スポーツ界の記憶に残るようなキャラクターになると思います。
―今後のホノホンに、どんな活躍を期待されますか。
やっぱり格好いいので、男の子にも人気が出ると思います。どんなことができるかまだ分からないですけど、「戦隊モノ」みたいなものにできたら、なかなか新しいかな、と。アニメとコラボする宣伝もできるキャラクターになっていると思うので。
かわいらしさだけでなくて、スポーティさを前面に押し出していけば、全スポーツ界の記憶に残るようなキャラクターになると思います。
【栗原さんが紹介したホノホン命名の由来とプロフィール】
アスリートたちの心に宿る熱い想いが「炎」となり愛知・名古屋の守り神であるシャチホコとひとつになって誕生しました。
「ホノホン」という名前は、炎の語源とされる「火の穂(ほのほ)」、これは火が高く立ち上がってメラメラと燃える様子が穂(稲穂の“穂”)のようだからというところから来ていますが、そこから親しみやすさも込めて「ホノホン」と名付けました。
愛知・名古屋は、歴史的にも文武芸に秀でた傾奇者(“かぶき”もの)を生み出してきた地です。ここから着想を得て、ホノホンの目の周りには歌舞伎(“かぶき”)のような赤い隈取りがあしらわれています。
ホノホンのチャームポイントは、大きな目とシャチホコのような耳。
大きな目はアジア中のアスリートたちの活躍をいつでも見守ることができます。シャチホコのような耳はアジア中の子どもたちの笑い声やアスリートへの声援を聴き取る不思議な力をもっています。そのスポーティなスタイルは、色々な競技に対応することができます。また、ホノホンが手を振ると、たちまち皆を笑顔にします。このように、ホノホンは愛知・名古屋2026大会を演出するスポーツマンであり、サポーターであり、応援リーダーなのです。
さらにホノホンは、自分がイメージできた「音」をまるで魔法のように鳴らすことができます。生まれたばかりでまだ知らないことが多いですが、これから色々な経験をして、そこからイメージした「音」を鳴らして大会を盛り上げていきます。ホノホンと出会った時、幸運な方は色々な音が聴けるかもしれませんよ。
そんなホノホンも愛知・名古屋2026大会を通じて人々の心に宿る熱い炎が“IMAGINE ONE ASIA ここで、ひとつに。” なることを願っています。皆さんも熱い声援を送ってくださいね。
アスリートたちの心に宿る熱い想いが「炎」となり愛知・名古屋の守り神であるシャチホコとひとつになって誕生しました。
「ホノホン」という名前は、炎の語源とされる「火の穂(ほのほ)」、これは火が高く立ち上がってメラメラと燃える様子が穂(稲穂の“穂”)のようだからというところから来ていますが、そこから親しみやすさも込めて「ホノホン」と名付けました。
愛知・名古屋は、歴史的にも文武芸に秀でた傾奇者(“かぶき”もの)を生み出してきた地です。ここから着想を得て、ホノホンの目の周りには歌舞伎(“かぶき”)のような赤い隈取りがあしらわれています。
ホノホンのチャームポイントは、大きな目とシャチホコのような耳。
大きな目はアジア中のアスリートたちの活躍をいつでも見守ることができます。シャチホコのような耳はアジア中の子どもたちの笑い声やアスリートへの声援を聴き取る不思議な力をもっています。そのスポーティなスタイルは、色々な競技に対応することができます。また、ホノホンが手を振ると、たちまち皆を笑顔にします。このように、ホノホンは愛知・名古屋2026大会を演出するスポーツマンであり、サポーターであり、応援リーダーなのです。
さらにホノホンは、自分がイメージできた「音」をまるで魔法のように鳴らすことができます。生まれたばかりでまだ知らないことが多いですが、これから色々な経験をして、そこからイメージした「音」を鳴らして大会を盛り上げていきます。ホノホンと出会った時、幸運な方は色々な音が聴けるかもしれませんよ。
そんなホノホンも愛知・名古屋2026大会を通じて人々の心に宿る熱い炎が“IMAGINE ONE ASIA ここで、ひとつに。” なることを願っています。皆さんも熱い声援を送ってくださいね。
取材・構成は、中野祐紀が担当しました。
栗原三佳(くりはら・みか)さんプロフィール 1989年5月14日生まれ、大阪府出身の元バスケットボール選手。2011年ユニバーシアード日本代表。12年にトヨタ自動車に入社し、豊富な運動量と精度の高い3ポイントシュートを武器に攻守でチームを支えるフォワードとして活躍。16年のリオデジャネイロ五輪では大会全体で3位の3ポイント成功率を記録し、ベスト8進出に貢献した。21年3月に引退。 |