2024年06月03日
会長、事務総長がeスポーツ研究会で登壇
愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会(AINAGOC)の大村秀章会長と村手聡事務総長は、3日に名古屋市内で開催された「愛知・名古屋 eスポーツ研究会」に出席しました。
コンピューターゲームをスポーツ競技と位置付ける「Eスポーツ」を巡り、アジア大会史上初めて単独競技として実施される2026年の愛知・名古屋大会に向けた取り組みを語りました。
大村会長は、研究会を主催する「愛知eスポーツ連合」の名誉顧問として、冒頭にあいさつに立ちました。「愛知・名古屋アジア大会は、Eスポーツが日本で、アジアで、世界で正式なスポーツ種目として認められ、輪が広がっていくことに向けて大きなエポックメイキングになるのではないか」と指摘。「愛知県として産業面、スポーツ面、福祉の面でも注目している」と話した。
村手事務総長も登壇し、「アジア大会を利用し、愛知・名古屋、そして日本の発展の源としていかなければならない。素晴らしい大会を皆さんでつくり上げていきたい」と、力の結集を要請しました。
アジア大会の歴史と理念や、愛知・名古屋大会の概要を説明した上で、Eスポーツの正式競技化を巡るIOC(国際オリンピック委員会)などの国際的な動きにも言及。「今後オリンピックという階段もある。Eスポーツがサステイナブル(持続可能)に『いつも当たり前に、国際総合スポーツ大会の競技としてある』という形に持って行くため、いろんな意味で努力していかなければならない。まずはアジア大会を良い大会に仕上げたい」と強調しました。
研究会は34回目の開催で、Eスポーツ関係者に加えて企業、報道機関などから計約110人が集まりました。