2023年02月10日
【第一回】テコンドー競技との出会い(東京2020オリンピック テコンドー競技 女子 -49kg 出場 山田美諭選手)
愛知県瀬戸市出身のテコンドー女子種目世界トップレベルの山田美諭(やまだ みゆ)選手は、東京2020オリンピックにも出場しました。
国内最強の山田選手が、世界を相手に戦う事で得られた次なる目標や地元愛知・名古屋で2026年に開催される第20回アジア競技大会に向けて、率直にお話してくれたロングインタビューを3回シリーズでお送りします。
第1回目の今回は、テコンドー競技との出会い・魅力について伺いました。
※写真撮影時のみマスクを外しています。
地元愛知県で、幼いころから空手を始めとしたスポーツ経験を積んできた山田選手。
今回はスピーディーでエキサイティングなテコンドー競技について解説してくれました。
次回2023年2月17日(金曜日)の第二回では、国際大会を通じての経験談を伺います。
大会を通じて得られた経験がもたらす、変化についての貴重なお話をお届けします。
<第二回 2023年2月17日(金曜日)掲載記事につづく>
「ここで、ひとつに。」インタビュー一覧
国内最強の山田選手が、世界を相手に戦う事で得られた次なる目標や地元愛知・名古屋で2026年に開催される第20回アジア競技大会に向けて、率直にお話してくれたロングインタビューを3回シリーズでお送りします。
第1回目の今回は、テコンドー競技との出会い・魅力について伺いました。
※写真撮影時のみマスクを外しています。
■テコンドー競技についての過去の記事
Twitter(外部リンク)
Facebook(外部リンク)
Instagram(外部リンク)
interviewer
愛知県瀬戸市ご出身の山田選手。子どもの頃の思い出を教えてください。
山田選手
実家が空手道場だったこともあり、子どもの頃から空手漬けの毎日でした(笑い)
3歳から試合に出場するほど打ち込んでいましたね!
他にもいろいろな習い事をしていて、テニス、水泳、ピアノ、習字なども小学校の高学年まで続けていました。
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interviewer
愛知県瀬戸市ご出身の山田選手。子どもの頃の思い出を教えてください。
山田選手
実家が空手道場だったこともあり、子どもの頃から空手漬けの毎日でした(笑い)
3歳から試合に出場するほど打ち込んでいましたね!
他にもいろいろな習い事をしていて、テニス、水泳、ピアノ、習字なども小学校の高学年まで続けていました。
interviewer
3歳から空手の試合に出場されるなんて凄いですね!(笑い)さらに多くの習い事もされ、大変とは感じませんでしたか?
山田選手
習い事は自分から「やりたい!」とはじめたものばかりで、大変だと思ったことはなく、当たり前という感覚でした。両親は私がやりたいと思ったことを何でもやらせてくれる方針だったので、恵まれた環境だったと感謝しています!
interviewer
様々なスポーツ、習い事を経験された山田選手ですが、テコンドーとはどのようにして出会われたのですか?
山田選手
空手をずっと続けていましたが、小学校高学年になったタイミングで体格差を感じるようになりました。私は体格が華奢なほうで、どうしても体格がよい人が有利になる空手では、不利になることが多々ありました。
同じタイミングで、空手の体格差を感じていた兄が、父から勧められたテコンドーをはじめました。テコンドーは、空手よりも階級が細かく分かれていて、体格が不利になることが少ないとされています。
そこから、父がオリンピック競技であるテコンドーに魅了され、師範の資格を取得しました。さらに父が、空手道場でテコンドーの指導をはじめたことで、私もテコンドーに取り組むことになりました。
3歳から空手の試合に出場されるなんて凄いですね!(笑い)さらに多くの習い事もされ、大変とは感じませんでしたか?
山田選手
習い事は自分から「やりたい!」とはじめたものばかりで、大変だと思ったことはなく、当たり前という感覚でした。両親は私がやりたいと思ったことを何でもやらせてくれる方針だったので、恵まれた環境だったと感謝しています!
interviewer
様々なスポーツ、習い事を経験された山田選手ですが、テコンドーとはどのようにして出会われたのですか?
山田選手
空手をずっと続けていましたが、小学校高学年になったタイミングで体格差を感じるようになりました。私は体格が華奢なほうで、どうしても体格がよい人が有利になる空手では、不利になることが多々ありました。
同じタイミングで、空手の体格差を感じていた兄が、父から勧められたテコンドーをはじめました。テコンドーは、空手よりも階級が細かく分かれていて、体格が不利になることが少ないとされています。
そこから、父がオリンピック競技であるテコンドーに魅了され、師範の資格を取得しました。さらに父が、空手道場でテコンドーの指導をはじめたことで、私もテコンドーに取り組むことになりました。
interviewer
お父様の行動力は素晴らしいですね!その時にはもうオリンピックは意識されていたのですか?
山田選手
私は当時まだ小学生で現実的な目標はありませんでしたが、父はオリンピックを目標に指導をしていました。
もともと父方の祖父がスキーのオリンピック関係の指導者をしていたこともあり、オリンピックに対する思いは人一倍あったのだと思います。
interviewer
そんな思いがあり、お父様が才能を引き出せると感じたのがテコンドーだったのですね。
山田選手
当時空手がオリンピック種目ではなかったこともあり、父はどうにかして出場ができる方法がないかと模索していたそうです。
そんな中で、今までの空手の経験を活かすことができるテコンドーに辿り着きました。
私は当時どうしてテコンドーだったのか理解できていませんでしたが、足技が得意だったこともあり、テコンドーの面白さを感じてのめり込むようになりました。
お父様の行動力は素晴らしいですね!その時にはもうオリンピックは意識されていたのですか?
山田選手
私は当時まだ小学生で現実的な目標はありませんでしたが、父はオリンピックを目標に指導をしていました。
もともと父方の祖父がスキーのオリンピック関係の指導者をしていたこともあり、オリンピックに対する思いは人一倍あったのだと思います。
interviewer
そんな思いがあり、お父様が才能を引き出せると感じたのがテコンドーだったのですね。
山田選手
当時空手がオリンピック種目ではなかったこともあり、父はどうにかして出場ができる方法がないかと模索していたそうです。
そんな中で、今までの空手の経験を活かすことができるテコンドーに辿り着きました。
私は当時どうしてテコンドーだったのか理解できていませんでしたが、足技が得意だったこともあり、テコンドーの面白さを感じてのめり込むようになりました。
interviewer
そんなテコンドーで才能を開花された山田選手。
テコンドーはどのようなところが面白いと思いますか?
山田選手
テコンドーはポイント制です。技を決めたらポイントとして目に見えるのが分かりやすく、ゲーム感覚で楽しめます。
さらに技の難易度によって入るポイントも変わるので、点差があっても逆転する可能性が高く、最後まで勝敗がどうなるか分からない競技です。見ている方もハラハラドキドキ楽しめるかと思います。
テコンドーはフェンシングとボクシングを掛け合わせたような競技だと思っています。
フェンシングのように相手に動きを読まれないよう技を決めたり、逆に相手の思考を読み、裏をつくなどの駆け引きが面白い競技です。
一方で、技は回し蹴りなどダイナミックな動きをするものが多いので、ボクシングにも負けない迫力のある動きが楽しめます。セコンドが付くなど共通点も多いですよね。
試合のカウントが0になるまで、何が起こるか分からない。それがテコンドーの魅力です。
interviewer
非常に分かりやすく、テコンドーという競技がより魅力的に感じました!
山田選手
ありがとうございます!
そんなテコンドーで才能を開花された山田選手。
テコンドーはどのようなところが面白いと思いますか?
山田選手
テコンドーはポイント制です。技を決めたらポイントとして目に見えるのが分かりやすく、ゲーム感覚で楽しめます。
さらに技の難易度によって入るポイントも変わるので、点差があっても逆転する可能性が高く、最後まで勝敗がどうなるか分からない競技です。見ている方もハラハラドキドキ楽しめるかと思います。
テコンドーはフェンシングとボクシングを掛け合わせたような競技だと思っています。
フェンシングのように相手に動きを読まれないよう技を決めたり、逆に相手の思考を読み、裏をつくなどの駆け引きが面白い競技です。
一方で、技は回し蹴りなどダイナミックな動きをするものが多いので、ボクシングにも負けない迫力のある動きが楽しめます。セコンドが付くなど共通点も多いですよね。
試合のカウントが0になるまで、何が起こるか分からない。それがテコンドーの魅力です。
interviewer
非常に分かりやすく、テコンドーという競技がより魅力的に感じました!
山田選手
ありがとうございます!
テコンドーはまだ日本での競技人口が少ないので、競技の魅力を伝え、多くの方に楽しんでいただきたいと思います!
地元愛知県で、幼いころから空手を始めとしたスポーツ経験を積んできた山田選手。
今回はスピーディーでエキサイティングなテコンドー競技について解説してくれました。
次回2023年2月17日(金曜日)の第二回では、国際大会を通じての経験談を伺います。
大会を通じて得られた経験がもたらす、変化についての貴重なお話をお届けします。
<第二回 2023年2月17日(金曜日)掲載記事につづく>
「ここで、ひとつに。」インタビュー一覧