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2022年11月04日

【第二回】大会をきっかけに、誰もが幸せを感じ、笑顔あふれるまちへ!(名古屋市 中田副市長&名古屋市住宅都市局 前川まちづくり企画課長)

第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)開催まで、あと4年!
毎月、幅広い分野の方々にお話を伺い、大会やスポーツを「する・みる・支える」それぞれの視点からどう楽しむのかについてインタビューします。
前回に引き続き、アジア競技大会を契機としたまちづくりに携わるお二人のお話をお届けします。

※写真撮影時のみマスクを外しています。


 
interviewer
「国際スポーツ大会をきっかけに発展した街」として、お二人が参考にしている街はありますか?


中田副市長
私と前川課長は、海外のまちを紹介する番組を見ながら意見交換する勉強会のメンバーですが、その中で議論した結果、モントリオールとバルセロナが参考になると思っています。


前川課長
モントリオールは、オリンピック開催直後は、費用の増大により巨額の赤字を抱えてしまいました。しかし、その後、オリンピック開催の経験を活かし「フェスティバルの街」を目指す都市戦略をうち出しました。今では国際的なイベントをはじめ、一年中イベントが行われている都市として、世界的に認知されています。
バルセロナは、オリンピックという発信力がある大会をうまく都市政策の中で活かし、世界有数の観光都市へと成長した事例と言われています。

愛知・名古屋もアジア競技大会を通じて、大会後の後利用(レガシー)を見据えたまちづくりを意識し、多様な人々が集まり、活気にあふれた、夢を実現できる街にしていきたいと思います。


中田副市長
日本も含め、オリンピックや世界大会の開催地は、発展途上国が多かったのです。これは、大会を誘致することでインフラを含めたまちづくりができるからです。
しかし近年は、開催地が先進国になってきています。ハードな部分ではなく、街の活気やコミュニケーションなどソフトな部分を整備することで、名古屋独自の活気ある街にしたいと思います。


 
interviewer
今の名古屋のまちづくりのお話をもっと掘り下げてお聞かせください。アジア競技大会を経て、未来の名古屋市をどのような街にしたいとお考えですか?


中田副市長
海外には、広場や公園など人が集まる場所が多いのですが、国内には少ないと感じています。アジア競技大会をきっかけに、歩いて楽しい街にしたいです。ベンチに座っている人が幸せそうにしていたり、街角に笑顔の人々が談笑しているような街になればいいですね。
また、アジア競技大会だけではなくパラ競技大会も開催するので、心理的にも物理的にも多様な方々に優しい街にしていきたいと考えています。


前川課長
昨今、物質的な豊かさから精神的な豊かさに着目がされてきており、“幸福度”や“ウェルビーイング”といったキーワードが注目を浴びています。
精神的な豊かさを得るためには、身体的な良好さや健康であることが第一です。アジア競技大会で身近なスポーツ施設のリニューアルなど使い勝手が向上すると思いますが、大会を契機にスポーツ競技に参加したり、身近に運動できる機会が増えるといいと思います。
また、観戦する楽しみもスポーツの醍醐味ですので、多くのファンコミュニティーが生まれ、スポーツを介して交流する場が街中にできると、継続的な活気や地域課題の解決にもつながると思います。何よりもスポーツを介して、自分の街が好きになるシビックプライドに繋がるととても素晴らしいと思います。


 
interviewer
その、未来の名古屋市を実現するために必要なことは何でしょうか?


中田副市長
街づくりにはプレイヤー、つまり「人」が大事です。
良い雰囲気の街ができると人が集まり、人が集まるといい街ができる。良い循環が生まれます。ですから、名古屋にも、もっともっと多様な方たちが増えてほしい。東京と比べると、まだまだ名古屋の多様性は低いと思いますし、「名古屋ではできないから、東京にいく」と出ていく若者たちもたくさんいるのではないでしょうか。今後は逆に、「名古屋市だったら自分の夢が実現できる!」と思われる街にしたいです。
アジア競技大会を開催することで、街にも人にも変化を与えたいです。


前川課長
名古屋市のような大都市では、多くの方が同じ想いや志をもって活動されていますので、それらに触れる度、大きな勇気をいただきます。
一方、実際に物事を実現するために多くの人々の意識を束ねていくことは多大な苦労や調整が必要であるため、根気よくかつ継続的に進める必要があると感じています。


 
interviewer
中田副市長と前川課長の「ここで、ひとつに。」を聞かせてください。


中田副市長
「ここで、ひとつに。」という言葉には、様々な意味があると思っています。
「アジア大会に、みんな集まれ!」という意味にも捉えることができるし、それぞれ違う夢や希望がある人々が、その思いを叶えるために、アジア競技大会でひとつになるという意味もあるように思います。
これまで、スポーツに親しみが薄かった方も、多くの方が訪れるこの大会を通じて、自分のやりたいことを実現させてほしい。
この大会でひとりでも多くの方が、自分のやりたいことを実現してくれたら私は嬉しく感じますし、それが、「ここで、ひとつに。」ということだと思っています。


前川課長
アジア競技大会を通じで、みんなに「地元が大好き」という同じ想いをいだいてもらうことが「ここで、ひとつに。」の意味だと思っています。
私達の街が、アジアが誇るアスリートの大きな舞台となります。
自信をもって大好きな我が街に迎え、最高のパフォーマンスによって明日への勇気をもらいましょう!


中田副市長
このインタビューもそうですが、様々なかたちで様々な方がアジア競技大会にかかわっていくとよいですね。大会の関係人口が増えることが、成功へのカギとなるでしょう!



 

アジア競技大会をきっかけに「この街なら自分の夢が実現できる!」と思われる街にしたい。アジア競技大会の関係人口が増えることが、成功へのカギとなる!




<お話を伺って>
終始和やかな雰囲気で笑いの絶えない中、インタビューを終えました。
現在、名古屋市のまちづくりに直接携わっているお二人から、ここでしか聞けない貴重なお話をいただき、大会を契機として、「未来の名古屋市」がより誇れる姿に変貌してゆくストーリーをはっきりと想像することができました。
皆さんの様々な関わりも頂いて、「大会の盛り上がり」と「未来の素敵なまちの雰囲気」を創り出したいと、思いを一層強くしました。
中田副市長、前川課長、お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。




【第一回】まちの発展の契機として、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)は重要なポイント(名古屋市 中田副市長&名古屋市住宅都市局 前川まちづくり企画課長)
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